2012年8月7日火曜日

FirefoxがCDNで配布されるようになりました

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このMozilla.orgのブログ記事によると、Firefoxの配布を従来のミラーネットワークからCDNに切り替えたとのことです。CDNのIPアドレスを調べたところEdgeCast Networksのものでした。Firefox 14のリリースのときに実験したところ、ダウンロード数に対するインストール数の割合がCDNのほうが高かったので、切り替えることにしたそうです。

Mozilla.orgのミラーネットワークでは、ダウンロードのリクエストに対して必ずしも速いミラーサーバーが割り当てられるわけではありません。遅いミラーサーバーを割り当てられたユーザは、ダウンロードをやり直すかインストールをあきらめるでしょう。CDNよりミラーネットワークのインストール率が低くなるのは当然です。

ミラーネットワークでは、日本からのダウンロードのほとんどと、日本以外のアジア全体のダウンロードの多くがftp.jaist.ac.jpに割り当てられます。しかし、学術ネットワークを除く日本以外のアジアのインターネットから、ftp.jaist.ac.jpへの経路はアメリカ経由です。ftp.jaist.ac.jpを割り当てるのは適切ではありません。アジアには西アジアも含まれるので、トルコやグルジアにもftp.jaist.ac.jpが割り当てられます。かの地の人たちは、さぞかし迷惑していたことでしょう。

CDNでダウンロードが円滑に行われることは、Firefoxのシェア回復に貢献するはずです。費用対効果はとてもよいと思います。ftp.jaist.ac.jpが高い負荷に悩まされることもなくなりますし、日本以外のアジアの皆さんに迷惑を掛けることもなくなります。ただ、ftp.jaist.ac.jpのトラフィックが大きく減るのはさみしいですけどね。

[2012/8/8] 「アジアのインターネットからftp.jaist.ac.jpの経路」を「日本以外のアジアのインターネットからftp.jaist.ac.jpの経路」に改めました。当然日本のISPからftp.jaist.ac.jpはアメリカ経由ではありません。dix-ieでWIDEとピアリングしているISPからはWIDE経由で、そうでないISPはJPNAPかJPIXからSINET4経由でftp.jaist.ac.jpに到達します。

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